発達障害等のお子さまに”マイクラ”おススメです!

みなさん、こんにちは!福岡マイクラ教室です!

講師の私、Tは「発達支援教育士」の資格を持っております。

実はマイクラ教室やプログラミング教室の体験会やイベント等に来られるお子さまの中には、成長や発達の凸凹を持つお子さまが参加されることがよくあります。

最初は教室や会場に入るのも難しいお子さまもいたりして、「一緒にマイクラしてみん?楽しかよ?」と少しずつ誘ってみて、席に座ってもらったら、もうこっちのものです。

いつもは集中力の続かなそうなお子様が目をキラキラさせて、「ねぇ、前に進むときはどーすると?ジャンプは?アイテムはどーやってだすと?」と私は質問攻めにあいます笑

10分ほどで少し操作方法を教えた後は、マイクラの世界に入って、友達と挨拶したり、冒険をスタート!

途中で「あれ?先生、これどーすると?」と質問しながら、自分の頭で考え、講師の私や友だちと自然にコミュニケーションをとりながら、マイクラをすすめていきます。

「これはこーするとよ!」と横から友達が教えてくれたりしながら、自分の作りたい家を建築をしたり、狩りをしたり、洞窟を探検したり。

うまくコミュニケーションができない時もありますが、マイクラの世界では意外と、気持ちを爆発させたりせずに、教室のルールに従って、学びや体験をしていくことがほとんどです。

外国の子ども向けアプリを紹介する「LearningWorks for Kids」によると、「マインクラフトは1人プレイでは、夜になるとモンスターが襲ってくるので、昼の間にモンスターから身を隠すための建物を作る必要があり、その作業には集中力や計画性、時間管理能力といったものが求められます。また、さまざまな材料を組み合わせて工作することで、創造力を育てることが可能なので、マインクラフトの教育的要素は自閉症やADHDに良い効果をもたらす。

また、他者との協力が必要不可欠なマルチプレイヤーモードではコミュニケーションに障害・困難が生じたり、こだわりが強くなったりする精神障害の一種の自閉症のお子さまに有効と言える。

自閉症の子どもは自分が建てたい建物だけに一生懸命になると思われそうだが、マルチプレイヤーモードであれば自分の目標を達成するためには、どのように他のプレイヤーと協力していくかがカギになるので、必然的にコミュニケーションについて学習できる。マルチプレイは、自閉症の子どもが目標を達成するためにどうやって他人と協力すべきか、他人とのコミュニケーションにおける話し方や返答の仕方を学ぶことができる」と述べられています。

また、ゲームをプレイしながら「建物や道具を作るために何の材料が必要なのか、材料を入手するためには何をすべきなのか」といったことを考える必要があり、計画性だけでなく、思わぬハプニングに遭遇したときに必要な問題解決法も学ぶことができるとのこと。

マインクラフトは2011年にリリースされ、まだ世に普及して10年ほどの新しいゲームです。

そのため、私たち親世代にはなかなか馴染みが薄く、子ども達が「なぜうちの子はマイクラにこんなにも熱中するのか?」が、わからない大人たちがたくさんいると思います。

例えば、「マイクラでね、ネザーに行ったら、エンダーマンに見つかってね、倒されちゃったんだ!」ってお子さまに言われても、「へぇ~、そうなんだ。うんうん、残念だったね。また頑張ろうね。」と声をかけても、共感まではできないことがほとんどだと思います。

そこを私のような講師がお子さまと一緒にサポートしなが、マイクラで遊び学ぶことで、もともと持っていた想像力や創造力を発揮したり、物事を順序だてて考えるプログラミング力を伸ばしたり、仲間と一緒にやることでコミュニケーション能力や共感力を身につけたり、パソコン操作がうまくなったりしていく「成長」をぜひ一緒に伸ばしていけたらいいなと思っています。

マイクラ教室で養った力が、形を変えて勉強や学校、ご自宅での生活面で活きてくる、そんな教室にしたいと思っています。